眠りながら「にっこり」笑っている愛犬。お散歩に行ってまぶしそうな顔をする愛犬。愛犬の「夜の放牧」とボディラップなど、愛犬との小さな毎日の楽しみについてのお話です。
眠りながらにっこり
作業中に、ふと愛犬を見ると「にっこり」笑ったような顔をして眠っていました。
楽しい夢でも見ているのでしょうか。
愛犬の笑顔に癒され、作業の続きを開始。
作業をしながら「そういえば、愛犬が若いころはもっと笑っていた気がする……」と気づきました。
愛犬がまだ元気に歩けていた頃「お散歩に行こうか」と声をかけると、尻尾がどこかへ飛んでいくのではないか?というほどブンブン振って喜んでいました。
そしてもちろん満面の笑みで「お散歩、早く行きましょう」とこちらを見る愛犬。
そんな愛犬の笑顔を思い出しました。
最近、愛犬にとって楽しいことはあったのかな?と考え、シニア犬だからといって、寝かせてばかりではだめだ、と反省をしました。
愛犬をもっと「にっこり」させたい
お天気がよく暖かい日は、愛犬とお散歩に行くことにしています。
心臓病も安定しているので、少しの時間ならお散歩をしてもいいと、獣医師さんからお許しをいただきました。
お散歩といっても、愛犬はスリングの中です。
地面のにおいをかがせてあげたいのですが、愛犬は狂犬病の予防接種も混合ワクチンも打てません。
愛犬の免疫力だけが頼りになるため、愛犬とお散歩へ行くときは地面には降ろさず、高い木のにおいなどをかがせています。
愛犬が、寒がったら困るので、片手に愛犬用のフリースを持ち、出発です。
楽しいかな?と、愛犬を見ると、まぶしそうな顔をしていました。
ですが、愛犬の鼻先が湿っています。
たくさんのにおいを集めている証拠です。
他のワンちゃんが歩いた後のにおい、地面に芽吹いている草のにおい、春の風のにおい。
家の中にいる時間がとても長い愛犬にとって、このような刺激はとても大切だと思っています。
夜のお散歩とボディラップ
夕食後に愛犬がひと眠りしたあと、部屋の中で夜のお散歩をします。
私はこのお散歩を「愛犬の放牧」とこっそり呼んでいます。
愛犬の放牧をしているとき、テリントンTタッチのなかのひとつ「ボディラップ」をしています。
以前は、ボディラップをして、何歩か歩く程度だったのですが、トーグリップスをつけてから、立っている時間もゆっくり歩く時間も少しだけ長くなりました。
ポテポテとゆっくり歩く愛犬。
ボディラップはセッションルームわぐているずの佐保田先生にご指導いただき、愛犬に適した巻き方をしています。
この巻き方は、愛犬に自分のからだがどこまであるか、認識を深めてもらうための巻き方です。
この巻き方には別の効果もありますが、愛犬には心とからだのバランスを含め、安心感や「ここに自分がいる」という意識をもってもらうために巻いています。
ボディラップは、心とからだのバランスを保ち、からだ全体が包み込まれるため安心感も得られます。
愛犬は、何度もボディラップを経験しているので、全身に巻いていますが、慣れていないコは、からだ半分だけに巻くハーフボディラップなどもあります。
からだのバランスが取りやすくなるようで、ボディラップを巻くだけでも歩行がスムーズになることもありました。
そして、愛犬が「もういいです」という反応をしたら、ボディラップは終わりにします。
愛犬の意思を大切にするところも、テリントンTタッチの素晴らしい考え方だと思っています。
シニア犬にも楽しみを
先日、「お散歩に行こうか」と愛犬に話しかけたら、ゆっくり尻尾を振ってくれました。
シニア犬にも楽しみや良い刺激は必要です。
17歳を迎えた愛犬。君の笑顔をずっと見ていたい。
これからも無理しない程度に、一緒に日々の生活を楽しもうと思っています。
ボディラップも学べるテリントンTタッチのオンラインセミナーは
セッションルームわぐているずの公式ホームページをご覧ください。
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