思うように歩けない愛犬。後肢が弱くなり、歩行が難しくなるシニア犬特有の問題を愛犬も抱えています。Tタッチや自己流の筋トレの効果など、愛犬の後ろ足についてのお話です。
ほぼ眠っている愛犬
シニア期を迎えて、愛犬の睡眠時間は驚くほど長くなりました。
朝起きて(起こして)薬を飲み、ごはんを食べたら、また眠ってしまいます。
お昼に薬を飲ませてから、暖かい日は外のにおいをかがせ、窓辺で日向ぼっこをさせます。
それでも、目をはなすとすぐに眠ってしまう愛犬。
愛犬は今16歳です。人間の年齢に例えるなら、約90歳。
それを考えると、眠っている時間が長いことは、仕方がないと思います。
ただ、日増しに歩行が難しくなる愛犬を見て、何かできることはないかと日々考えています。
1日数回のTタッチと自己流の筋トレで……。
Tタッチは、愛犬が若いころに教えていただきました。
正直なところ、愛犬が若いころは、どこに効果がでているのかはっきりとわかりませんでした。
「心地がよさそう」「落ち着くようになった」など、身体的に問題がなかったころは、メンタル的に作用していた気がします。
ですが、歳を重ねた今、後肢や腰、しっぽや肉球にTタッチをすると、少し歩けるようになったり、足全体の冷えが緩和されたり、効果が見えるようになりました。
他にも、自己流ですが、愛犬の筋トレをしています。
愛犬を抱っこし、後肢の足の裏にそっと手をあてます。そして愛犬が押し返してくるのを待ちます。
愛犬は抱っこされ、宙に浮いている状態なので、足に無理な負担がかかりません。
そして、自分で私の手を押し返す運動で、筋力をなんとかキープできたらいいと考えています。
歩行が難しくなった愛犬にとって、筋力をキープすることはとても大切なのではないかと思っています。
シニア犬にも必要な運動
Tタッチと自己流の筋トレは、お昼と夜にやっています。こちらが、Tタッチと自己流の筋トレ後の愛犬です。最後は、足がもつれて座ってしまいましたが、一生懸命に歩いています。
君の「自由の翼」
一生懸命に歩いている愛犬の姿を見ると、自分の足で自分の行きたい場所へ、自由に行かせてあげたいと思います。
今は、9割近く私が愛犬の足の代わりになっていますが、それでも自分で歩くという意思は、本能的にあると思います。
「君はまだ、その足で自由に歩けるんだよ」
愛犬の歩く姿を見守りながら、愛犬がいつまでも自分の足で歩けるように……。
愛犬の自由の翼が失われないよう、これからも愛犬を助け、見守っていきたいと思っています。
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